日本語の雑学! 一から十までを声に出して読むときに起こる不思議現象とは?
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140文字で変わるコミュニケーション 雑学
円滑なコミュニケーションを行うために、ちょっとした雑学やクイズは有効的ですね。今日は是非、皆さんにまず声に出していただき、その後、周囲の人の反応を確かめてほしい日本語の読み方に関する雑学をお届けします。
一(いち)から十(じゅう)まで、声に出して読んでみてください
1、2、3、4、5、
6、7、8、9、10
この数字を順に、1(いち)から10(じゅう)まで読んでみてください。「いち、に、さん、し、ご、ろく、しち、はち、きゅう、じゅう」になりましたでしょうか?
地域によって読み方やイントネーションが多少異なることもあるかもしれませんが、ほとんどの方はこの通りの読み方になったのではないかと思います。では、次。
十(じゅう)から一(いち)まで、声に出して読んでみてください
10、9、8、7、6、
5、4、3、2、1
今度は逆に、10(じゅう)から1(いち)まで声に出して、先ほどの読み方と比較してみてください。さて、何かお気づきになりましたでしょうか。「じゅう、きゅう、はち、なな、ろく、ご、よん、さん、に、いち」と、「7(なな)」と「4(よん)」だけ先ほどとは違う読み方なっていたのではないでしょうか。同じ数字なのに、昇順と降順が入れ替わるだけで読み方を勝手に変化させてしまう。こういう風に読むようにと教えられたわけでもないのに、実に不思議な現象ですよね。
降順のときに7の読み方が「なな」になるのは、その先にある「1(いち)」との区別を無意識に行っているという考え方もありますが、その理由は定かではありません。皆さんの周囲ではいかがでしょうか? 日本語のちょっと不思議な話でした。
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