成功しているように見える誰かは、そこに至るまで、きっといろんな失敗をしてきたと思うのです。本当に何の失敗もしていないのだとすれば、それは努力でも才能でもなく、きっとただのラッキーだったのでしょう。
セミナーや自己啓発本、勉強会といったインプットの類はたくさん存在します。そして、そんな受け売りから知識を得た人たちの語尾は「こうすればいいよ」と未来形になりがち。一見それは近道にも思えるものですが、実際に自分の経験してきたことを語る人たちは「こんな風にしてきたよ」と過去形であることが多いのと比較すれば、どちらの言葉に重みがあるかは一目瞭然といえましょう。
近道を探して落ちる穴。
穴に落ちない方法だけを知るのではなく、穴に落ちたときのことも未来にイメージする。
いろんな論はありますが、それに耳を傾ける必要があるのは、近道を知るためではなく、同じような努力をする覚悟を決めるためなのかもしれませんね。