「売り」に走ったら、見透かされると思うのです。
twitterやfacebookで多数の人を対象とした告知や招待が寄せられてくることがありますが、複数のなかの一人として自分が見られているとき、自分は、その相手の数を構成しているだけの存在なのだな、という気持ちになってしまうことがあります。
行動や経済の効率を考えた場合、1 対 n に繋がる動き方をしていくことは大切。
ただ、その n のなかの人それぞれは、自分を特別に扱われたいと思う生き物でもあるわけで。
これだけ、たくさんの人がSNSを活用する時代になってきました。
発信というのは確かに大切ですが、自分のことを売りたいがための言葉は、空気を運ぶだけの電車と同じ。複数の人を対象としたメッセージではなく、ひとりひとりを意識した会話を意識していくことが、SNSをやることが特別でも何でもなくなってきたこれからに、大切な構えなのではないかと考えています。
それがための、表現力。
それがための、質問力。
何を伝えたくても、相手の心に橋がかかっていなければ、温度は渡りません。
じ ぶ ん の こ と は あ と ま わ し 、 あ い て の こ と を き い て み る
いつも、相手が先にあることを、いつも、相手はひとりであることを、強く想って。
コトバノなかに自分という人間を閉じ込めていく。
そんな2012年のスタートと、ゴールまでを、心に決めています。