あれをやれ、と、人に指図して管理するのは簡単です。
そして、言われた人は、仕事ではなく、作業としてそれをこなしていきます。
指示を出した人は、ある日の飲み会で愚痴をこぼします。
「最近の若い奴は、自ら仕事をしようとしない」
見られる背中に、覚悟はあるだろうか
ある年齢やある立場になって、Iの主語のときは武勇伝か悪口ばかりで、主語がYouの時にはべき論や指示命令が目立つようになってきてはいないでしょうか。人は人の自慢話に疲弊するもの。負を帯びた悪口や、過去形ばかりの話をするのではなく、I will の言葉で、自分の覚悟や想いを伝えることも大切にしていきたいものです。
リーダーシップが、ひとを管理することだと思っている人の背中は寂しい。
志は背中に書くもの。
さて、その背中は、いま、誰に見られているのでしょうか。見せたいのでしょうか。
背もたれに座ったままでは決して見えないモノ、それが背中であるのならば。