自分というアクセルにブレーキを見つけられたリーダーにこそ
公開日:
:
140文字で変わる経営 セミナー, リーダーシップ
経営者は「覚悟」という言葉が大好きです。
守らなければいけないものがたくさん。
いつだって本気。
だから、行動が早くて、速い。
の、ですが。
「友だちが新しいオモチャを持っていたから、自分も欲しい~」
になってしまって、それに社員さんや取引先の方が振り回されるようでは本末転倒。各種セミナーや勉強会に行った直後の経営者は「すぐにそれをやりたい症候群」にかかってしまい、つい、うっかり、借り物の言葉のままで、成功者(の話)と同じことを真似ようとしてしまいがちです。
失敗をしない無難な人生を歩もうとする、その積み重ねが成功なのだ。
だから、成功者に学ぶよりも、失敗者に学ぶ。
失敗を謙虚に伝えてくれる人のことを、僕は尊敬する。
「こんなことを学んできた、今日から早速コレをやろうぜー」と言う社長さんと、「こういう失敗を教えてもらった、もし、社長である自分が同じようなことをしようとしていたら教えてもらえないだろうか」と、社員さんに伝えることの出来る社長さん。
旗を振ることもリーダーシップですが、自分というアクセルにブレーキを見つけられたリーダーにこそ、雰囲気や組織風土という言葉を肌で感じることが出来るようになるのかもしれませんね。
▼関連の深いこちらの記事もどうぞ▼
関連記事
-
-
領収証に貼る印紙について知っておくべき3つのお得な知識 ~クレジット払いと金券ショップ購入と
2014年4月から印紙税法についても改正があり、これまで3万円以上の領収証やレシート、受領証に必要だ
-
-
「余計なお世話じゃ!」を意識して作る会話の台本。
「今なら1000円引きでお得ですよー、良かったらいかがですか?」 これってつまり、売り手の論理
-
-
アドレス帳のなかで見つける価値 ― 与えるということ。
誰でも応援したくなるような人には共通して、教科書も計算機もなく、自分の身近な人がこうなってほしいとい
-
-
スーパーで見つけてほしい、「2,3の法則」。
スーパーでラップに包まれて売っている魚。 よーく見てみると、「2匹」でパックされているものと「
-
-
「ご進言ありがとうございました」と使っていませんか? ~「進言」の誤用と意味に注意
「ご進言(しんげん)ありがとうございました」というフレーズを使ったり聞いたりしたことはないでしょうか
-
-
ブランディングとは、トイレの前にお店を作ることだ ~差別化にはギャップを利用する
中小企業家同友会の集まりに参加、ブランディングとは何か、その取り組みについて議論をしてきました。
-
-
【問題】ある回転寿司屋さんから届いたDMハガキの謎【考えてね】
今日は、問題をひとつ。 ある回転寿司屋さんは、これまで、アンケートにお答えいただいたお客様に定
-
-
95歳と97歳と102歳の場所取り合戦 ~タイトルに数字を入れる効果
本屋さんで、95歳と97歳、そして102歳が戦ってました。ユニークな並びですよね。 【
-
-
好評につき延長、を、繰り返す不誠実。
こんなことも知らないんですかぁ? あははー、遅れてますねぇ、ダメダメですねぇ。 ・・・なんてこ
-
-
こだわりのあるお店に行ってはいけないその理由! ~こだわりのないお店の方がいい!?
こだわりのある紅茶!こだわりのない紅茶![/caption] 神戸の西区にある、紅茶専門店ア