「テナント募集」という案内を見かける機会が増えてきたような気がします。
昨日までそこに集ったお客さんたちは勿論、従業員や経営者の方はいま、どんな風にしているのか。色々と考えさせられます。
リニューアルしたばかりの看板や外観、これは消えていった店舗の特徴によくあるものです。サービスや商品、接客の内容を十分に磨いた後、最後の手段として外側を改めるということを選んだのか、はたまた、特に内面を改めることのないままその手段に走ったのか、今となっては知ることは出来ません。賭けだったのかプライドだったのか、最後の叫びのような想いを感じては、明日は我が身であることを思い知らされるばかりです。
今日の足跡を明日に繋ぐ。
商売の一生懸命を、夢の跡に学ぶこと。
残酷なまでの現実に、まだまだ、自分は動く余裕があるのだと言い聞かせています。